前回の記事では、ホスティングサービスとしてConoHaVPSを選択した経緯をお話しました。
この記事では、ConoHaVPSの契約方法と、その後に最低限やっておく必要のある手順をまとめます。
VPSサーバの作り方
会員登録を済ませると次の画面になります。
以下はすでにサーバーを立ててある状態です。緑色のアイコンで[VPS]という行がありますが、サーバーを立てていなければ、何もない状態です。
さて、自分専用のサーバを作ってみましょう。
まずは左の「+サーバー追加」を選択します。
こんな感じに、選択する内容が出てきます。
リージョン:サーバが置かれる場所です。【東京】で問題なし。
VPS割引きっぷ:長期契約での割引プランです。長くなれば安くなりますので、どのぐらい続けれるかなって考えてから選んでください。とりあえずなら【3ヶ月】で良いと思います。
メモリ:サーバーの性能です。高性能だと高くなります。最初は【512MB】で十分。あとから変更可能です。
イメージタイプ:どんなOSを入れるのか、バージョン指定も可能。特にこだわりがなければ【CentOS】で十分。
rootパスワード:ご自由に入れてください。忘れずに。
ネームタグ:自分のサーバに名前をつけれます。外部に公開される訳ではなく、この管理画面だけで表示されるので、自分がわかれば良いです。サーバー1個なら、初期状態のままで良いです。
オプション:ここは初期設定で大丈夫です。あとで追加、変更可能です。
今回は3ヶ月で2,013円なので、月額671円です。
次へ。
カード情報を入力して、【決済】を押せば自分のサーバを追加されます。
つないでみる
サーバーの追加が完了したら、ネームタグをクリックしてサーバーの情報を確認しましょう。
中程に上記のボタンが出てきますので、さっそくサーバにつないでみましょう。
コンソールを選択します。
ユーザー名として「root」を入力、Password:の箇所にサーバー追加時に設定したrootパスワードを入れると、無事にログインが成功します。
ユーザー追加
rootユーザーというのはサーバーのすべての権限を持っている強力すぎるユーザーです。
そのため、業務上サーバーを運用する場合は、rootとは別のユーザーを作り、必要なときだけroot権限で操作をするのが一般的です。
個人で使用する場合にはrootで色々やってもいいですが、なんとなくrootとは違う一般ユーザーを作って管理していきます。
さくっと説明します。以下は、rootユーザーでの操作です。
#ユーザー追加
useradd test1
#パスワード設定
passwd test1
#test1ユーザーにsudo権限を付与
usermod -G wheel test1
#確認
cat /etc/group | grep wheel
wheelグループに追加したユーザーがいればOK。
以降は追加したユーザーでログインします。
root操作を行いたい場合は、以下コマンドでrootユーザーに変更できます。
sudo su -
まとめ
セキュリティ設定まで書こうと思っていましたが、契約手順を書いていたら長くなってしまいました。
ConoHaの管理画面からコンソールを立ち上げれば、外出先からでもサーバ操作できます。
ですが、使いやすさを考えたら、自分のパソコンから直接サーバにつなげるほうが便利ですので、次回はその辺をまとめたいと思います。
コメント